Q.47 コーデックスとは何ですか。
質問分類 13.安全性確保のための国際的取組み
質問 Q.47 コーデックスとは何ですか。
回答  コーデックス委員会はコーデックス・アリメンタリウス(Codex Alimentarius)委員会の略で、ラテン語で「食品基準」の意味です。1962年FAO(国連食料農業機構)とWHO(世界保健機構)によって1963年に設置されました。消費者の健康を守り、世界共通の基準を設定することによって食品の貿易の公正化を図ることを目的としています。Codex Alimentarius Commissionを略してCACという略称も使われます。
 2003年12月現在、169ヶ国が参加しており、食品安全に関する様々なテーマ毎に28の部会、特別部会が設置されています。例えば、食品表示、食品添加物、残留農薬、バイオテクノロジー応用食品、動物用飼料、水産製品などがテーマになっています。
 遺伝子組換え食品については、バイオテクノロジー応用食品特別部会(Ad Hoc Intergovernmental Task Force on Food Derived from Biotechnology)が1999年に始まり、組換え食品のリスク対応(Risk Analysis)原則、植物及び微生物由来食品の安全性評価の指針を作成し2003年に終了しました。


参考:「食品の安全性に関する用語集」
    http://www.codexalimentarius.net/web/index_en.jsp