実質的同等性
用語(日本語) 実質的同等性
用語(英語) substantial equivalence
説明 「実質的同等性」とは、食品としての安全性を審査する時に、「既存の食品を比較対象として用いる手法」を言う。食品の安全性審査では、化学物質のように毒性が出るまで大量に動物に投与し、安全係数を掛けて許容摂取量を決める手法はとれない。「実質的同等性」の手法では、1.比較対象として充分な食経験がある既存の食品を選び出し、2.それと比較した上で、安全性で同等かという判断を行う。「実質的同等性」は安全審査の第一段階として理解されており(codex alimentarius)、「成分組成が同等である」という意味ではなく、又、「安全性評価結果」を指すものでもない。