細胞・生体機能シミュレーションプロジェクト | |
プロジェクト名 | 細胞・生体機能シミュレーションプロジェクト |
開始年度 | 2003 |
終了年度 | 2007 |
期間 | - |
予算額 | 8億円(2003年度) 8億円(2004年度) 7億円(2005年度) 7億円(2006年度) 5億円(2007年度) |
主要研究者(プロジェクト当時の所属機関) | 統括マネージャー:安西 祐一郎(慶應義塾長) 統括マネージャー補佐:宮澤 健夫(慶應義塾大学医学部) 参加研究機関 ・慶應義塾大学(リーダー:末松 誠) ・京都大学(リーダー:野間 昭典) ・神戸大学(リーダー:清野 進) ・大阪大学(リーダー:倉智 嘉久) |
概要 | 人間の細胞や生体機能のモデル化シミュレーション |
プロジェクトの概要 | 「プロジェクトの概要」( http://www.lifescience.mext.go.jp/biosimulation/outline/index.html )より引用 趣旨: 細胞・生体機能シミュレーションプロジェクトは、文部科学省で平成15年度に採択された経済活性化のための研究開発プロジェクト※(リーディングプロジェクト)の、ライフサイエンス分野4プロジェクトのうちのひとつです。 統括マネージャーのもと、慶應義塾大学、京都大学、神戸大学および大阪大学が参加しています。それぞれが異なる研究テーマを掲げていますが、目指すところは一つで、社会の役に立つ細胞・生体機能シミュレーションを開発し、実際に医療に貢献するということです。具体的には次のような研究から構成されています。 1. 各種細胞機能のシミュレーション 2. 各種生体(組織)のシミュレーション 3. 各種疾患固有の現象のシミュレーション 4. 大規模データベースを活用した生命現象・生体機能のシミュレーション 5. 細胞・生体機能シミュレーションに必要なデータ創出に資する生命機能可視化技術 ※経済活性化のための研究開発プロジェクトは、我が国の経済活性化に資するため、大学、特殊法人・独立行政法人及び企業等が一体的にプロジェクトを推進し、両者のポテンシャルを最大限に活用して行おうとするものです。重点分野として、ライフサイエンス分野、情報分野、環境分野およびナノテクノロジー・材料分野の4分野が選ばれています。 目的: 細胞・生体機能シミュレーションプロジェクトは、ゲノム解析や細胞・生体内の分子挙動解析等によって得られるデータを統合化することなどにより、細胞・生体機能をモデル化し、その働きをコンピュータによってシミュレーションすることが可能となります。このことにより、生命現象の理解を進めるとともに、新たな薬剤開発や医療分野の新技術開発の効率化等をめざすことを目的としています。 |
主要事業内容(DBCLSによるまとめ) | 人間の細胞や生体機能をモデル化してシミュレーションを行う。これにより、薬剤開発や医療技術の発展に寄与することを目的とする。 |
公開状況 | データベースは無く、一部のシミュレーションシステムが京都大学から公開されている。 |
データベース公開状況の分類 | 該当無し |
公開データベース | - |
データダウンロードサイト | - |
公開ホームページ | ・細胞・生体機能シミュレーションプロジェクトのページ( http://www.lifescience.mext.go.jp/biosimulation/index.shtml ) ・京都大学の細胞・生体機能シミュレーションプロジェクトのページ( http://www.biosim.med.kyoto-u.ac.jp/index.html ) |
実施省庁 | 文部科学省 |
事業化関連 | ・慶應義塾大学と日本国内のソフトウェア関連企業が「E-CELLコンソーシアム」( http://www.kri.sfc.keio.ac.jp/ja/consortium/ecell.html )を結成。 ・慶應義塾大学と(株)オキシジェニクスが、赤血球シミュレータを用いた人工酸素運搬体設計最適化や付加価値赤血球製剤を共同で研究開発。 ・慶應義塾大学と(株)CRC ソリューションズ(現:伊藤忠テクノソリューションズ(株)( http://www.ctc-g.co.jp/ ))が、血小板接着シミュレータを共同で開発。 |
報告書 | 各年度の成果報告書 ・2003年度( http://www.lifescience.mext.go.jp/biosimulation/report/h15/index.html ) ・2004年度( http://www.lifescience.mext.go.jp/biosimulation/report/h16/index.html ) ・2005年度( http://www.lifescience.mext.go.jp/biosimulation/report/h17/index.html ) ・2006年度( http://www.lifescience.mext.go.jp/biosimulation/report/h18/index.html ) ・2007年度( http://www.lifescience.mext.go.jp/biosimulation/report/h19/index.html ) |
評価報告書 | ライフサイエンス委員会(第46回)における事後評価票(案)( http://www.lifescience.mext.go.jp/download/46th/46-07.pdf ) |
その他文献 | 文献情報は、上記の成果報告書を参照。 |