土壌微生物相の解明による土壌生物性の解析技術の開発(eDNAプロジェクト) | |
プロジェクト名 | 土壌微生物相の解明による土壌生物性の解析技術の開発(eDNAプロジェクト) |
開始年度 | 2006 |
終了年度 | 2010 |
期間 | - |
予算額 | 1.4億円(2006年度) 1.4億円(2007年度) 1.1億円(2008年度) 1.1億円(2009年度) 1億円(2010年度) |
主要研究者(プロジェクト当時の所属機関) | 推進リーダー:對馬 誠也(農業環境技術研究所) |
概要 | eDNAの研究プロジェクト |
プロジェクトの概要 | 「土壌微生物相の解明による土壌生物性の解析技術の開発 eDNAプロジェクト」のサイト中の「研究実施基本計画」( http://www.niaes.affrc.go.jp/project/edna/edna_jp/plan_kihon.html )から引用: 高品質な作物生産を行う上で、安定した地力の確保、連作障害等の病害の克服が重要であり、それを実現するためには、土壌の物理性、化学性、生物性を適切に把握する必要がある。物理性、化学性については、これまで多くの知見が得られており、土壌診断の項目にも取り入れられているが、生物性の評価法は確立されていない。土壌病害の発生や有機質肥料からの養分供給には、土壌微生物が重要な役割を果たしているため、物理性と化学性の評価だけでは不十分であり、生物性を評価するための手法の開発が望まれている。 このため、本研究においては、ブレイクスルーとしてeDNA(土壌から培養過程を経ず得たDNA)の解析手法を取り入れ、微生物多様性を調査する手法等を開発し、土壌生物相の機能と構造をeDNAに基づき解析するとともに、作物生産性と土壌微生物相との関連性を解析する。これらの成果に基づき土壌の生物性を評価するための基盤技術を開発する。 これらのeDNAに基づいて開発される技術・知見を用いることにより、土壌の物理性、化学性に生物性をも加味した総合的な土壌診断法、診断結果に基づく土壌微生物相の改良による病害低減技術及び適正な施肥管理技術の開発等、環境と調和した生産性・品質の向上に結びつく技術開発に資することが可能となる。 |
主要事業内容(DBCLSによるまとめ) | 土壌試料からeDNA(培養過程を経ずに得る微生物由来のDNA)を抽出し、土壌生物性の評価を行う手法を開発するプロジェクトである。農業環境技術研究所を中心に実施されている。主な研究内容は、以下の3つである。 (1) eDNA等を用いた土壌生物相の解析手法の開発 (2) 作物生産と土壌生物相との関連性の解析及び土壌生物の多様性評価手法の開発 (3) eDNA情報のデータベース化及び利用技術開発 |
公開状況 | - |
データベース公開状況の分類 | - |
公開データベース | - |
データダウンロードサイト | - |
公開ホームページ | 「土壌微生物相の解明による土壌生物性の解析技術の開発 eDNAプロジェクト」のサイト( http://www.niaes.affrc.go.jp/project/edna/edna_jp/index.html ) |
実施省庁 | 農林水産省 |
事業化関連 | - |
報告書 | 「土壌微生物相の解明による土壌生物性の解析技術の開発 eDNAプロジェクト」のサイト中の「主要成果一覧」( http://www.niaes.affrc.go.jp/project/edna/edna_jp/topics_syuyou.html )を参照。 |
評価報告書 | - |
その他文献 | - |